2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

難治性腸管ベーチェット病に対する抗TNF抗体インフリキシマブの効果

Rheumatology 2009;48:1012-1013 Letters to the Editor要旨腸型ベーチェット病は消化管出血や穿孔などの重篤な合併症により、予後不良となりうる。高用量の副腎皮ステロイドや免疫抑制剤は治療として広く用いられているが、難治性の腸型ベーチェットの治療…

新型インフルエンザワクチン接種

新型インフルエンザワクチンをうってきました。 インフルエンザ診療に携わる医療関係者が優先され、19日から接種が始まりました。外来診療での自身の感染や抵抗力の下がった入院患者さんへの感染源にならないようにという意味があります。 不活化ワクチンで…

学会参加2 京都大学山中伸弥教授講演

先日ノーベル賞の登竜門といわれるラスカー賞を受賞され、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を世界で初めて作成したことで知られる京都大学iPS細胞研究センター長の山中伸弥教授から、不老不死、万能細胞であるiPS細胞の誕生から現在に至るまでの研究の概要…

学会参加

京都で開催されている学会に参加しています。年に一度の大きな学会で、1万5千人もの医師の参加が予想されています。 クローン病などでのレミケードの使用成績は多数報告され、目新しくはなくなっています。腸型ベーチェットについては、イムラン(アザチオプ…

新型インフルエンザワクチン

新型インフルエンザが流行していますが、日本でも10月19日からワクチンの接種が医療従事者と妊婦から始まり、順次拡大されます。 当面、限りあるワクチンを有効に使うために優先的に接種する対象者としては、以下の人が挙げられています。1)インフルエンザ患…