輪番停電対応

急遽、東北関東大震災に伴う輪番停電が実施されることになり、日曜夜ですが集合がかかり、会議を終えて今帰ってきました。地域ごとの停電ですから、病院といっても免れることはできません。自家発電装置はありますが、通常業務のすべてを維持できる程の能力はありません。3時間の停電時間中の外来、診療をどうするか?

答えは簡単に決まりました。診療時間を延長して診療するということです。
何万人もの被災者が困難を抱える中、離れた私たちが間接的に協力しつつ、目の前の患者さんに対応するとしたら、これ以外の選択はあり得ません。
停電時間中にCTの検査が予定されていたら、予定時間+3時間で検査を行えばいいというのが結論でした。小さな子供もいる看護師も多いですし、パートの職員も今は多いですから、必然的に常勤スタッフに負担がかかることになります。
既に日が変わって今日のことですから、検査時間の変更の連絡なども間に合いませんし、何日続く事態なのかも予想できませんので、安易に先延ばしにすることもできません。それでも様子のわかっている2−3名の患者さんに変更を連絡すると、輪番停電の報道を受けて、患者さんからも変更するべきか相談しようかと思っていたなどと伺いました。
400年に1度の大惨事です、皆で被災者のことを思いながら対応してゆきたいと考えます。明日の外来・検査では3時間お待たせすることの説明が必要になると思います。

きっとご理解いただけると信じています。

にほんブログ村 病気ブログ ベーチェット病へ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ 難病(特定疾患)へ
にほんブログ村