おかえり

君が出かけた朝に日記をつけたのが、ついこの前のように思えます。
飛躍の朝に http://d.hatena.ne.jp/sakurasasuke/20100928#1285618393

病み上がりでの出発で少し心配もしたけれど、君自身の前向きな姿勢にきっと大丈夫と確信しました。

君は初めての環境で大変だったと思うけれど、私たちには、今はスカイプやメールなどの連絡手段があって、遠くへ離れている実感はありませんでした。

現地で暮らし、友人と知り合い、話し、感じたことの多くが、きっと君の経験となって、これからの生き方に大きく関わってくると思います。

昨日早朝に帰国して、時差ぼけの中で、その足で新たに試験を受けに行き、母校と大使館を回り、数日後には新たな交流事業に出発するなど、時間の使い方は一段とハードになったように思えます。

さまざまな意味で境界がなくなりつつある社会の中で、目的をもって生きることは、自分の価値観やアイデンティティーの確認にもつながる大切なことです。迷いつつも自分を見つけるまで、いろいろ模索してみることも必要です。

健康で、好きな道を歩んでくれるのなら、それ以上の喜びはありません。自分の道を歩み始めた君を、ただ応援するのみです。