研究会のため出張

今日(土曜日)は隣接する都道府県で開催された研究会に参加しました。
当番となられた先生方の手配・努力にはひたすら頭が下がりました。
医療現場では責任がいろいろ取りざたされますが、医学には確率としか言えない部分もあります。
通常業務が終わってから準備を重ね、休日に開催し、収入にはまったく無関係でも、皆でレベルを上げようという努力は素晴らしいと思いました。これなら、まだ医療は保っていける、そう心強く思えました。
悲しいかな、私の関わる患者さんのすべてに最善の結果を残したいとはいつも思っています。しかし、結果的には、治療に反応する・しない、合併症や副作用がでる・でない、は確率的にしか説明できないこともあります。
それを埋めるのは、地道な患者さんとの会話や慎重な観察であり、一方では学会・研究会への参加、研究であると思っています。
今の日本では、こうした活動はまだ努力目標であり、診療業務の一環として学会や研究会に参加させてブラッシュ・アップさせる、そんな意図や余裕をもった施設は少ないのが懸念されます。
来週土曜は東京での研究会へ参加の予定です。
体がちょっとつらいかな。

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