糖尿病2 糖質制限2カ月後の成果

5月の採血でHbA1cが糖尿病域となり、糖尿病を指摘されて以来、流行りの糖質制限ダイエットを続けてきました。約2カ月の結果は、体重マイナス6kg標準体重まであと少しというところ、HbA1cはマイナス0.6と正常範囲に戻りました。肝機能異常も改善し、炎症反応はCRP 0.11とこれまでにない良い結果でした。糖質以外はかなり摂っていたつもりですが、データを見る限り体内は飢餓状態に近いようで、体内の組織の崩壊を疑わせる結果です。あまり厳密な糖質制限より、ゆるやかな糖質減量と運動が良いように思います。症状的には、腱鞘炎の症状は繰り返し出現していますが、口内炎と毛嚢炎は比較的落ち着いています。腸病変も落ち着いてます。
体重が減って体は軽くなり、エレベーターを使わず階段での移動も少し慣れてきました。学生の頃は、この時期になると山登りのトレーニングでザックに石を詰めて、階段を上り下りしていたのがはるか昔のように思えます。体重は減りましたが、筋肉はゆっくりついてきているように思います。リバウンドを避けるためにも、もう少し筋肉をつけつつ、これからは少しだけ糖質制限を緩めてみます。
長期的な糖質制限ダイエットの位置づけはまだ定まっていません。かつては、糖尿病の食事療法としては、同じカロリーであればある程度糖質の比率が多い方が良いとされた時期もありましたが、最近は低炭水化物食の方が良いとする論文もあります。糖尿病には良くても他の病気になるのでは困りますので、長期的な評価も必要です。ただ、この食事療法は、短期間で体重を減らし、検査値を改善するようです。お酒をたしなむ方であれば、お酒を適度に飲み、肉やチーズなどに制限のないこの方法はなじみやすい方法ではあるようです。

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