専門医療
個人的なことですが。
私はこれまでに7万件のある検査を実施してきました。
私の所属する部門に検査の依頼があったベーチェットの患者さんは、できるだけ私が検査するようにしています。年に数回のことなのですが、これは私のこだわりの一つです。
ステロイドの服薬状況や内服歴、最近の発作など基本的な情報を確認し、検査を行います。私の施設ではベーチェットの診断の機会は少なからずあって、膠原病専門医とも情報の共有ができることは大変助かっています。
ベーチェットの患者さんは、さまざまな臓器に障害がわたることも多く、自分の専門領域だけでも十分配慮された医療を提供したいと思っています。自分の病気の話をすることはもちろんありませんが、少しでも安心をもって帰ってもらえればと思います。
